私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

心の平安

犬同士の精神の安寧 心の平安・・・。

ストレスゼロ、というわけではありませんね。 自分が脅かされるという脅威がない状態です。 人間社会が失っているもの、とも言えますかね?

 

032_20090706171339.jpg

表現もそれぞれ

犬の世界も大変で 「横について!」 「突進しない!」 「吠えないのっ!」 「すわれ!」 「まて!」 「何回言ったらわかるの!」 「NO!!!」 ・・・などなど・・・

多すぎる理解不能な叱りの中で、それでも 犬たちは必死に心の平安を取り戻そうとします。

いろいろなボディーランゲージで表わされていますよね?

体をぶるぶるする。 あくびをする。 首をかく。 背中を向ける。 瞬きをする。 ・・・ 必死です。

心の平安が乱されて、それが修復不可能になった時 恐怖症、不安症はその子の中で定着してしまうのではないでしょうか。

たとえ、外でガウガウ攻撃的であっても、 その奥に、恐怖とか不安とか、自分で越えられないものを持っていると感じ取ったら 飼い主さん、犬をこれ以上叱ってはいけませんよ。

叱りと同然の強制的な訓練もNGです。

また・・・ 攻撃とは反対の、固まったり逃げ出したりする犬を 大げさに慰めるのもやめてくださいね。

慰められると犬はどんどん不安になるからです。

そんな時は 視線を外して、ホールドラッピングしてあげてください。

昨日お話ししました、犬同士のお約束・・・ 視線を合わせない、という思いやりですね。

まあ、自分が心を乱されたくない、という感情もあるのかもしれません。 こういうやりとりを見ていて思うのですが 人はあまりにも犬の心を不安定にさせるような過干渉をしているのではないか、 ということ、 それを感じます。

また、乗り越えられない不安を抱くほどに 早く、 一番落ち着けるはずの母犬や兄弟の元から離されていなかったか、 新しい家に迎えられた時に 心の寂しさを埋めるような手厚い愛情をかけてもらったか・・・ どうでしょうか?

犬としては当然の、噛む、吠える、粗相をする・・・ これらにきつく対処していませんか? もしくは、ご飯をあげるだけ、温かな触れ合いが十分になされていないとか・・・ 暴れるからケージに入れっぱなしであるとか・・・ 今起きている問題行動の奥の、 犬の欲求とかを感じ取れる用意がありますか?

用意のない方は今からでも遅くありません。 犬の言葉、語りかけにどうぞ寄り添ってあげてください。