私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

拾い食い



今日のお題・・・拾い食いは
みなさん・・・多くの方がお悩みかと思います。

この防止のために、トレーニングに励んでいらっしゃる方も多いでしょうね。

パピーの頃の拾い食いと
食べ物が落ちている時の拾い食いと
あとは(これが問題なのですが)何かの心理的な問題が表面に現れている拾い食い。
大きく分けると、この3つという感じですかね。


パピーの頃、特にラブラドールの拾い食いは半端じゃありませんね。
掃除機かお前は!
みたいに、地面を綺麗にしつつ歩きます。
これは大問題ですが(飼い主さんにとっては)
犬にしてみたら問題はありません。(問題行動ではないという意味です。)
(危険な者を食べるという事に関しては双方にとって問題ですが)

ムツゴロウさんのお話しの中に、ヒグマの食域が出てきたことがあって
興味深かったのですが、
子クマは離乳時期にはびっくりするくらい、いろんなものを食べるそうです。
食べ物を選ぶ幅が広い、取りあえず、何でも口にして食べてしまう、みたいな。
自然界に出た時に、とにかく見つけたものを食べて、生存率を高めないと、というわけです。

「でも~、子犬が食べ物ではないものを食べるのは危険ですし、おかしいですよね」
まったくそうですが、取りあえず食べてみる、そこが犬にとってはポイントなのかもしれません。

次第に成長すると、まず匂いを嗅ぎます。嗅いで確かめる。
そして食べられると判断すると、食べる。これが成長したということ。

離乳時期の犬はとにかく、匂いも嗅がずにパクパク食べて・・・

成犬になったらなったで、落ちているせんべいや、ポップコーンやらを
目にもとまらぬ速さで食べる・・・
食いしん坊万歳の洋犬には特に多いように思います。

日本犬には少ないかな?ないというわけではありませんが。
警戒心にも関係するのかもしれませんし・・・
いまだに理解不能・・・ですね。
はっきりしたことはわかっていません。
わかっていないので、矯正法もないというか、そもそもこの犬の行動を
100%止めさせることは出来ないと認識したほうが良いです。

ここでも、予防と、
あとは万が一咥えた場合に、出してくれるようにしておく、
ということを考える方が気持ち的に楽です。
大きな声で「あっ!だめだめ。」
と言い続けると、わざと早く飲んだり、絶対に目を合わせようとしなかったり
まあ、言わば・・・意地ですかね。
執着というやつ。
これになるとなかなか矯正も難しいので、大騒ぎせず、冷静にということを
お願いしたいと思います。

チャーリーの松ぼっくり咥えは半端じゃないです。
これはトラウマが転移した行動なので、こちらが必死になるほど
放してくれません。
なので、食べ物を鼻先に持っていき(交換は効きませんよ、トラウマが絡んでいますから)
その食べ物を生きたもののように動かす、
そしてほおり投げる。
それに食いつくので、松ぼっくりを放してくれるわけです。

お散歩中の拾い食い防止には
時々呼んで足元に来させる、地面にわざとおやつをまいて
おやつならば食べてもOKだと覚えさせる。
こんな方法もあることをご紹介しておきましょう。

根気のいる作業ですが、頑張っていただきたいと思います。

(理想的には、「ついて」で歩けること。口が地面につかないくらいのリードの長さを維持する、しかもリードにはたるみをつける。
飼い主さんは忙しいのです!
顔が地面に向かったら、リードが張れますよね?
そうしたら、名前を呼んで、飼い主さんに意識が向くようにしましょう。)


追記
これは、ある日のお散歩トレーニングのワンシーンです。
マーリンさんが激写してくださいました。はなちゃんとはなのおかぁちゃんです。
お散歩トレーニングでは、みなさん各自でその日の目標を定めて、挑んでいただいています。
この季節の城址公園は木の実がたくさん落ちています。
秋の(冬ですが)味覚満載の地面ですね。
たぶん、これはクリームチーズをなめさせながら危険地帯を
ささっと通り過ぎようという作戦でしょう。
このように、創意工夫が大切ですね。