私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

脱感作



一昨日のお話しを思い出してくださいね。
レスポンデント反応。
反射。

今日は、その反射に支配された犬とそこから救い出すための方法を考えてみます。

まず、
反射に支配された犬とは?(大脳の辺縁系に支配された状態)
たとえば、
雷等の恐怖症。
罰による、恐怖、攻撃症状・・・
(もっといろいろ考えられるでしょうが。)

雷などの恐怖症状は説明するまでもないでしょう。
雷の刺激によって、自律神経系の反射を現すものですね。
鼓動が速くなる、体温が上昇する、それに伴ってパンティングが激しくなる
うろうろ落ち着きがなく動き回る、反対にがたがた震えて固まる、
瞳孔が開く、焦点が定まらない、よだれを流す・・・

かわいそうですね。

また・・・罰による恐怖や攻撃とは、
罰を受けた相手を見ると震える、罰を受けた場所に行くと固まって動けない
また手で叩かれ続けることによって、手をこわがる、
棒など長いもので叩かれることで、長いものを見ると攻撃的になる
これらの反応が、意識せずに反射として現れるようになってしまう、
行き過ぎた罰の弊害です。

では・・・
この犬たちを救う方法は?

脱感作です。

脱感作?系統的脱感作ともいいます。
難しい話ではないのでお付き合いくださいね。説明します。

脱感作とは、恐怖を感じていない状態の犬、リラックスした犬に
その犬が恐怖だと感じる刺激(雷音とかですね)を、
恐怖反応が起こらないくらい程度を弱いものから順に強い刺激へと
徐々に刺激を強くしていく方法をいいます。
簡単に言うと
だんだん慣らす。(簡単すぎ!)

また、ウォルピという精神医学者の逆制止という方法も使えると思っています。
実際矯正の現場で使っています。
逆制止とは・・・
不安反応に対して、不安を制止する反応を与える、ということ。
食べることが良いと言われています。

ということは?
だんだんに慣らす場面に、食べ物を利用すればいい!
という考えにたどり着きませんか?

私は着いちゃった、と感じましたけど・・・

実際、矯正の手順、取り組みは困難ですけどね。

刺激の強さは、反応が出ないくらい小さく、そしてその時におやつを食べさせる。
食べていれば気にならなくなるし(逆制止)食べられることは
その程度の刺激はクリアできた証拠です。
社会化の慣れのトレーニングでも使える方法ですね。

明日に続きます。