私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

やばい!支配性でしょうか?(続)



一か八か抱っこしてみましたけど、
ご家族の凍りついた反応にびっくりでした。
7ヶ月の子犬です。
そこまで怯える?
正直思ってしまいました。


「だからもう無理だ、と言っただろ。」
とご主人。
「誰か可愛がってくれる人に飼ってもらったほうがいいんだ。」

   


おいおい、何を言い出すんです?

私の腕の中では相変わらず仰向けのまま歯をむき出しているし。
まあ、少しすればあきらめておとなしくなるな、と手ごたえを感じているのに
何?


結局、いらなくなってたみたいなんです。
咬んだ事が許せない、
今まで可愛がった恩をあだで返した、そうお怒りになっていらっしゃる。


う~~~ん、どうでしょう?



「口輪をつけるとか、考えないのですか?」

「だってかわいそうでしょ。」

・・・・・・・

手放すほうがかわいそうでしょ?


ここまで極端なケースではないにしても、
子犬の飼育で一番まずいこのようなパターンは
多いから厄介です。

咬むのなら咬ませないように口輪を装着する、それは
犬にそれ以上失敗をさせない上で、必要な措置です。

また、シャンプーをすると嫌がるのでかわいそうだからできない。
ではどうするのですか?
「トリミングに出します。」

犬はかわいそうではないのか!


しっかり指示を出した時には従わせてくださいね。
「でも、嫌がっているのにかわいそう」
そのうち手に負えなくなると、訓練所にお預けになる。

それはかわいそうではないのか?


結局、犬がかわいそうではなくて
あなた自身がかわいそうなのでしょう?
見ていられないのでしょう?
あなたが見ていないところでだったら、犬がかわいそうな思いをしても
大丈夫なんでしょうか?

これは非常に危険な発想ですよ。
なかなか自覚がないだけに厄介です。
また、こういう態度は犬に優しいと勘違いしていませんか?
犬からすると、リーダーとは程遠い態度なのです。