私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

マテのトレーニング



もう一度確認のために。
何のために待つのか、ということ。
静かにしてほしい時、静かにしていられるような
自制心を養うために「マテ」を教えます。
また、危険な場面(飛び出して自転車や歩行者
または自動車に接触するような場面)に
文字通り、「マテ」をかけられる。
これが「マテ」を教える理由です。

では、早速始めましょう。
コマンドは「マテ」でも「ウエイト」でも何でもいいです。
ハンドサインは犬の顔の前に手のひらを出します。
そのとき、犬がちゃんとハンドサインを確認していることが
大切です。

最初は家の中で行いましょう。
外では刺激が多く、失敗をさせる原因になります。
首輪をつけ、リードもつけて始めます。

脚側に犬を座らせます。
立たせて待たせる、伏せてまたせる、いろいろ練習されるのも
いいでしょう。
が基本は座って待つ。
ピシっと座ってなくてもOK。待ってればいいんです。
その場から動かなければOK。
柔軟に。

「マテ」のコマンドと同時にハンドサイン、そして
リードを少し引いて犬の首に軽く合図をします。
「さあ、今から待つんだよ」と。

2~3秒待てたら、名前を呼んで目が合ったら褒めてあげてください。
少しずつ時間を延ばします。
飼い主さんは位置は変えていませんよ。

次、犬がなんとなく「じっとしていればいいんだな」
とわかり始めたら、飼い主さんはゆっくりその場を離れます。
2~3歩。待てたらまたもとの位置に戻って
よ~く褒めます。
犬が動きそうになったら、もう一度「マテ」と指示します。
あわてないで、低めの静かな声で指示してください。
さらに、「マテ」で飼い主さんは犬のまわりをまわったり、
ボールを投げて誘ったり、他の人にお願いして
犬を呼んでもらったり、と意地悪してみます。
それでも犬が動かずマテるようでしたら、
リードを床に置いて、同じようにやってみてください。

さらに進んで外でも行います。
最終的には、ロングリードを使って待たせるとか、
誰かに協力してもらってリードを持ってもらい、
飼い主さんはどんどん遠ざかるとか、木の陰に隠れるとか
レベルを上げていきましょう。

くれぐれもいきなりお店の前に待たせるとかしないように。
犬の自信がなくなります。自信をなくさせると
待つことでパニックを起こしやすくなります。

叱らず、根気よく、失敗(動き出す事)させる前に
成功して褒めること。これが大切です。

大切な事、ポイントは
短時間でも(2~3秒)待てたら褒める。
褒めている事が伝わっているかどうかも重要ですよ。
犬の顔の表情をよく見て、動きそうになる前に褒める。
動いてしまってからではタイミングが遅いです。
この、短時間で褒めることを繰り返すと、
辛抱できるようになります。
飼い主さんの褒めをもらう事が楽しみになるはずです。
動きだして失敗を何度も繰り返させてはいけません。
出来る事をさせる、そして褒める。
ハードルは低めに設定しましょう。
出来る喜び、褒められる喜び、そのためにじっと待てる
それこそが信頼関係だと思います。

基本的に、その場でじっとしていることも、吠えたいのを我慢することも
犬の頭の中では待つ、ことです。
ここを押さえてトレーニングしてみてください。

頑張りましょう