私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

犬の攻撃性、それぞれの対処法



前回攻撃性の種類(原因による種類)をお話しました。
今日はその対処法についてです。
トレーニング法ではありません。
攻撃性のきわめて強い子、小さなお子さんのいる家庭、
かっとなりやすく体罰に傾くひとがいる家庭の場合、
専門家に相談しなければ大変危険です。

では、本題。
まず、遺伝性疾患による攻撃性は投薬治療の領域かもしれませんので、
獣医さんにかかって、トレーニングと併用というかたちです。
これは、ひとつはブリーディングに原因があります。
安易な繁殖は危険です。性格の凶暴性は遺伝しやすいからです。

次、転移性の攻撃性は、仕方がありません。噛まれないように注意する、
パニックを起こさないように環境慣れに努める、ことです。
犬の扱い方をトレーナーに教わるのもいい方法です。

捕食性の攻撃性はトレーニングでの矯正は期待が薄いようです。
本能の問題ですので。
が、うちのチャーリーの場合、猫と暮らせるようになりました。
ですので、本能からの行動でも矯正は可能である、という
期待を持てるようになりました。

アルファーによる攻撃性は、服従訓練と、生活の中で人間が
いかにリーダーシップを取れるか、にかかっていると思います。

防御的な攻撃性これはトレーニングで矯正可能です。というかトレーニングでないと
矯正できません。服従訓練でもなければ、痛めつけることもNGです。
物を守らせないようにするのです。
ただ、なかなか難しいです。
以前の記事ものを守らせない
参考にしてください。

そして最後。またこれが一番誤解の多い攻撃性です。
恐れ、恐怖、追い詰められたと感じることによって現れる攻撃性です。
これははっきり言って人間側に問題があります。
人間が犬をよく理解せず、行過ぎた体罰を与えるとか
精神的に追い詰めて、その結果犬が自己防衛的に咬む。
というパターン。
もちろん、人間は自分の都合の悪いことは言いませんので
「犬が咬んだ」
としか言わないでしょう。その結果、アルファーだと言われ、
スパイクカラーなどつけられ、蹴られて・・・
過酷な訓練を受けさせられたりします。
もともと臆病な犬は自分を守るために反撃に出やすかったりします。
臆病な犬の飼い主は気が大きくなって
つい、強すぎる態度で犬に接しがちです。
不安傾向の強い犬こそ、褒めて、自信をつけさせてあげてください。
そうすれば、人間を咬みたいなどと思うことは絶対にないと
私は信じています。
しつけも行き過ぎると虐待です。
愛情は正しい方法で与えなければなりません。
それに自信の無い人、そのことに全く無関心な人は
犬を飼っていただきたくはありません。 きつい言い方になりますが・・・それはお互いのためですものね。