私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

犬は犬であることだけで、愛されなくてはならない


しつけ情報がひとり歩きして、
犬はおりこうさんでなくては
肩身のせまい、今日この頃です。

私は、とってもゆるいトレーナーなので(笑)
困ったちゃん的な、問題を抱えたわんこにこそ
愛情を与えたくなります。
また、困った子をつれて肩身のせまい思いをしてる、
飼い主さんに「大丈夫よ~」
って言いたい人かな。。。

相談の中でも圧倒的に多い、「吠え」の問題。

なぜ、吠えてはいけないのですか

犬は、もともと吠えて仕事をするように、
選択繁殖されてきました。
ひとが、興奮して、街中でピーチクパーチク
大きな声でおしゃべりするように、
犬だって吠えるさ・・・
大目にみてやってほしい、そんな場合もありますよね。

犬嫌いの人も、そりゃあいますね。
でも、何かが嫌いだから、といって締め付けばかり
強くしては、私たち、
将来を担う子どもたちに、とっても恥ずかしい背中をみせていることになる、
と思います。

いろんな人がいる、障害を負っている人、心を病んでいる人

街の中にはいろいろな弱い立場の人がたくさんいます。
自分にとって疎ましいことを即否定する態度はいかがなものか?


吠えはなかなかやっかいな問題です。
犬自身、悪いことだと思っていないわけですから、
「無駄吠え」
と決めつけることがそもそも間違っていますし・・・

ただ、飼い主さんの何とかしなくては、
というあせりは、犬に悪影響を与えます。
さらに吠えます。(犬もイライラしますしね)

犬は基本的に言葉を理解しません。
長い年月を経て、単語がわかるようにはなりますが、
言い聞かせても理解しませんね。
「犬は子供同然。だから言い聞かせれば分かる」
その考えは甘いのではないでしょうか。 でも・・・
言い聞かせられなければ犬が悪く扱われますよね?
犬は異文化を生きているのですから、
人間のようには生きられません。 しかし、自分の行動が間違っていることは理解できると思うのです。
「吠えないよ」のひとことで、
吠えたいけど、あなたがそういうのなら・・・
と犬に思わせるように、飼い主がどっしり構えられるか、
また、吠え続けなくてもいいように気をそらせられるか。
それがトレーニング技術なのですけど、 最も大事なことは、「犬」を丸ごと受け止めてあげるということではないでしょうか。 犬が犬であるだけで愛されるために。