私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

>よそ様に頭を撫でられると噛みそうになる それを直してほしい

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今日も蒸し暑かったですね。

昨日の続き的なお話です。

連続ツイートしたものなんです。

 

 

犬には距離が必要で、近いなと感じた時

個体差がありますが、時々から噛みする犬がいます。

犬からしたら警告なんですよね。

自分から近づいて、その上で

「ガウ!」

って言う犬もいますね。そしてその様子を、犬のわがまま、と感じてしまう方がいるようです。

 

ツイートの内容は、そうではなく

散歩中などに

「触らせてもらえませんか?」

と聞かれることがありますよね?うちもよくありました。

その時にどうするかをつぶやいたものです。

 

そういう時に、から噛みする犬の場合、

断りづらい、でも、噛んだらどうしよう?

と、一人で悩む飼い主さんがいる、のです。

 

怒った口調で

「噛みますよ!」

って言うのはお勧めしません。なぜなら?

犬はその行動を模倣して、他人に対して警戒行動を強めてしまうと思いますので。

そんなのは嫌ですよね?

穏やかにお断りすればいいのであって、

他人に撫でられてもじっとしている犬にしてもらうために訓練をお願いする

なんて・・・。

犬はロボットではない、でしょう?

感情があるのですから、あまりに人間の都合で行動を作ることはお勧めしないです。

 

もっともっと犬の身になれると良いですね。

間違っても犬は人を支配しようとしている、なんて思わないであげたいです。

 

ランキングに復活してます。

骨太の犬に優しい接し方を広げたい。
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伝え続けたいこと

いぬめしセミナーから帰ってきました。 帰りの電車で、また大切な希望の星がお空に帰って行ったというお知らせを読み、

なんだかぼーっとした夜を迎えています。 チャーリードッグスクールが目指すものを体現してくれたご一家です。

小田原のお散歩トレーニングを盛り上げていただき本当にありがとうございました。 たくさん写真が残ってる、動画もたくさんあるよ。

スーパー(スパルタ、この文字忘れてた^^;;;)人トレーナーとして人を犬の理解者に育ててくれるために現れたのではないかと。そんなことを思うくらい、厳しかったよね。 ありがとう!またね!

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保定(心を包み込む)や接し方(犬のお母さんになる)

くる天ブログ2015年5月1日 21時27分の記事

横浜座学終了しました。 テキストを使った座学3会場ですが、やはり似ても似つかない^^;第一回目となりました。

横浜は、定例で行ってきていますのでほぼお伝えしたいことは伝えてきたつもりで、テキストをッ使いつつ、もっと深く、私の犬術的なことのお話になりました。 会場に行くまでは迷いつつでしたけど。

埼玉とほぼ同じ内容でと思っていたのですが、参加された方の今のお悩みに則したりしていると、どうしてもお話しする内容は違ってきてしまいますよね。 ただし理念の部分、大切にしていることはどこの会場でも、いろいろなケースをたとえに出して、考えていただくようにしています。

杉並座学でお話しした、初めての場所で、その日迎えた犬をキャリーから出す、についてお話ししました。 保定と接し方の心構えのところ。殺処分間際の犬を嫌がる犬をケージから出すのと並べてお話しした意味についてそれから先考え続けてくださっているかなぁ? 今日くる天ブログアップできたらそのお話しについてと、また今日の横浜座学での体を優しくさわりながら犬に行動を教えることの意義、 について書けたらいいなぁと思っています。

Facebookに投稿していましたこちら↑ですね。

上の蓋の開くキャリーケースに犬を入れてその日初めての場所の場所に来ました。 そこで犬をどうしても出さなくてはならないとき、皆さんならどうしますか?と・・・。 そういう質問でした。結構乱暴な質問ですが・・・。

待つ、という答えが多かったのですが、今日の横浜では 「学んでいなければわさっと出す」 と。じゃあ学んだ結果は?と言うと結局わさっと出すみたいな(  ̄▽ ̄)

大胆な方が犬は不安を感じない…こともある

私ならキャリーを徐々に倒して(すると犬はバランスを取るためにキャリーの中で体勢を整えるはず)出やすくするな~。 って。いろいろなケースでそうではない対処も考えられますが、・・・ 何が言いたいかと言うと、出たい意欲を出すためには少々荒療治的なことも必要だったりしますよね、とうことなのです。 で、 同じ荒療治でも、されて許せる人と許せない人といるのはどうしてか?トリミングの動画を見ながら考えました。 犬に慣れている、扱いがうまい・・・いろいろ考えられますが全部ひっくるめて「人側の問題」だと思います。 犬の問題行動で遺棄されるケースが後を絶たないわけですが、犬が悪いという理由で。 悪い子で咬むんだ、と。

でももし、人によって咬まないのであれば?犬の問題なのかな?ということが言えるかなと思います。

遊びが全然足りてない

ただし、そうかといって、学びたくない人と刺激の閾値の低い犬(ナイーブなワンコさん)のマッチングで問題は大きくなったりします。 その時何を直すかと言うと もちろん人間側の学びも必要ですが、犬の辛抱する力をつけて行きます。(あえて辛抱と書きます) そのためにさらに言うと・・・。 犬がパピーの頃の母犬からの教育や、兄弟との遊び、そして犬を迎えた家庭が犬に遠慮しないで犬に触れて犬から触れられて、 もっとたくさん犬に触れて触り慣れてもらうこと、ではないでしょうか。 遊びの中で。

ムツゴロウさんもおっしゃっていました。 好きな人にハグされて、苦しいけど嬉しいって。そうやって抑制、自制の部分は育つと。 そう言う遊び、関わり合い、している人がどれだけいるでしょうか?

あまりにも見える行動ばかりにこだわって、見えているから分かりやすいと人間目線の関わり合いに犬を突き合わせすぎているのでは? と言うのが、私がショップを始めたころに見えてきた息苦しさです。 ここに来てその正体が見えてきて自分ではすっきりしていますが、それを伝えて行くのは難儀なことだなぁと思っています。

もっと動物的な何か

人間社会でも生物学的な行為、触るとか嗅ぐとかそういう行為が減ってきて動物としての人間の能力が低くなっていないかな? 同じように犬にもいろいろ禁じ、ストレスになるから触らないとか、そういう飼育で犬がむしろセンシティブになっていないかな、とか。

たくさん伝えたいことはあるけれど、なかなか伝わった感がなくて。苦しかったりしますが、犬もきっと同じなんだろうな、伝えたくても伝えられない犬はこういうフラストレーションを毎日抱えているんだろうなとか、想像して健気さに驚きます。

まだまだ学ぶということは色々な気づきが生まれて、それを紹介したいという気持ちがある限りお話しさせていただきたいです。

五感生活術―眠った「私」を呼び覚ます (文春新書)

五感生活術―眠った「私」を呼び覚ます (文春新書)

上記の五感生活術は本日ご紹介しました。鍼灸師的な意味でこの手の本は結構読んでいるのですが、嗅覚について調べていた時に見つけ出してきて読み返したらとても面白いなと、前には気づかないことがたくさんあったのでご紹介してみました。

自分が特別ではなく犬の能力が優れているのだと思います

 おはようございます。

↑なるさわ道の駅でゲット。新製品(笑)ビスケットの天ぷらが入ってます。

けっこう美味♪

 

超大きな台風が近づいてる・・・。またまた頭が痛くなるかしらーー〆)

昨日の記事

charliemama3.hatenablog.jp

 

に引用したいなと思ってたつぶやきを入れ忘れ(笑)

 

こちらから適切に働きかけてあげれば落ち着くね。働きかけのいろいろを、または働きかけようと思ってではないものまで、犬の感受性は見逃さないと思います。

自分が特別なのではなく犬が特別。

だから自分の行動や表情に気をつけましょう、ということを常に考えています。

だから↑のように犬にしてあげたいなと思っても、落ち着いていない自分では無理だったりするね、とかね・・・。

犬はそう言う意味ですごいセラピストだ。

「いやそんなことない、煩わしい、面倒だ」

という人は犬を飼わなければ良い、それだけ。

犬や猫の最期を看取ること。勇気がいるけれどもっと強く生きてもっと多くの命を送り出せるようになりたい、そう思うようになりました。

だから何かさせて褒めるというトレーニングよりも、その命を認めて励ます、なだめる、整えるというコンディショニング(=古典的条件づけ)を重視するようになりました。

だから関わった命が寂しく終わりを迎えるなんて嫌だ・・・。猫さんは姿消す子もいるけれど。

真面目にひたむきに関わり合いたいと思います。

 

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秋からのリードワークワークショップ、日程をお知らせし同時に参加者を募集し始めています。

犬連れさんが足りないので絶賛募集中です。

 

 

本当のところは犬に聞かなきゃわからないけどね

おはようございます。

見えないものがない、とは思わない。見えてないだけだから、ということも大いにあるから。

昨日の投稿、皆さんはこういう経験ありませんか?

 

私自身気をつけているのは、ここから自分の作り話に展開しないということ。

ゴンちゃんがいつもなら嫌な感じのする展開で、なんだかあの人の言葉は自分を責めていないようだ、と感じがしたから優位の犬に対する様なボディランゲージを示してくれた・・・、のであろうと思います。

「ごめんなさい」

と言っている、ということは違うと思いますし、よくあるじゃないですか?

お留守番中いたずらしてて、帰宅した飼い主さんの顔を見るなり頭を下げて身体も低くして、まるで謝っているようなボディランゲージを見せるって、いう。

次の展開を恐れているのでしょうね。

まあ、これだって本当のところは犬に聞いてみなければわからない。

その場がまあまあ、もめ事を起こさないような理解であれば一利ないことはないと思いますが。

 

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さて今日もよろしくお願いいたします。

明日は犬の学校ですね~。楽しみです!(このリンクはログインが必要なのかしら?)

  

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犬に甘えない

読者登録してくれている方がスターつけてくれた過去記事。

 

久々に読んでみました。

 

こういうことが「犬の」ってわざわざお話しする理由。

犬は確かに、テンプルグランディンさんも言っていますが、人を喜ばすのが好き、人が喜ぶのが好き、だと私も思います。

動物の中で犬は違う、って言われる所以。

 

 

それは、犬が喜びの中にいることが好き、でもある。だからまずは犬を喜ばせてあげようよって。

 

猫はほんと犬とはずいぶん違う。

でもともに暮らすことでお互いの違いを理解できる、それはみんな同じだなと思います。丁寧に接すれば、ね。

 

 

良い意味でその時、しょうがないな、という寛容さを人が持てるかどうかかな、そんなことを思います。

 

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形だけを作っても仕方がないのよ

 

今日は保護センターに動物取扱業の更新へ。早いもので2回目の更新。

予約を9時に入れたので今日は結構早起きしました。

おはようございます。

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先日の認定試験のれあパパさんのお花のお写真お借りしました。綺麗・・・。

29日は福井お散歩トレーニング。

一旦お散歩トレーニングは終了します。今までを振り返りいろいろなワンコさん飼い主さんとの10年だったなと思います。

 

お散歩中での悩み事のダントツ一位は吠え。

大型犬でそれに突進が加わると周りから見た危険度も大きくて飼い主さんの気苦労は半端ないです。

力負けするので対処もなかなか大変ですね。

犬の多くは混乱しています。

犬は成長して自分と自分のスペースを守りたいという本能的な行動はどんな犬でも持っていると思います。

それが出やすい犬はいます。それを叱られて脚側を位置づけられたとしても、形を作られたとしても、気持ちはそのまま。

それを思いやると、その気持ちを何とかする方が先決、って思えませんかね。

なぜ守ろうとするのかな?

自分に危害を与える人や犬がいると思っているのかな?

突進すると痛みを与えられるから、そういう状況自体が嫌なのかも。

ママにも叱られるから破れかぶれになっているのかも。

 

犬は言い聞かせれば理解してこちらに協力してくれるようになる稀有な生活を共にできる動物だと思います。

「いかないで」

「まって」

「ママはそんなことそしてほしくない」

「大丈夫、落ち着こう」

日々の接し方で安心を約束できれば上記の言葉は犬にストレートに響くはずです。

反対に言うと響くような関わり合いを。

 

 

叱らなければ犬をしつけたことにならないという考え方に支配されて、犬をいじめるようなしつけでたとえその時好ましい形を作ったとしても、心は離れて行く、そう考えるのは変な人ですか?

なぜもっとまじめに犬を考えたり語ったりしないのかな?

命を救うのと感情を支えるのとが同義ではない状況を見ると、正すべきは人。そんなことを思ってます。

 

時々、萎えそうになったりしますけれど、頑張る飼い主さんをとことん応援して行きたいから、私自身真面目に必死に犬や命を学びます。

飼い主さんを支えなければ彼らの犬たちも支えられないから。犬たちは飼い主さんとの大切な距離を守りたいと頑張っているんですよ。

だから必要なことは行動を罰したり痛みを加えたりすることではないです。

行動を止めるのに痛みは必要ありません。

本当に真面目に向き合いたいものですね。

 

では今日もよろしくお願いいたします。

 

 

今日もよろしくお願いいたします。

 

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サロンはこちらからご入会手続きができます。

Synapse(シナプス) - チャーリーオンラインドッグスクール

 

 

犬のことが好きになる勉強

 
おはようございます。
今日はリードワークショップです。12時に時間変更しました。よく晴れていますが
風が強いです。
ご参加の皆様本日もどうぞよろしくお願いいたします。
防風装備でお出かけください。

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名古屋座学終了しました。
昨年9月杉並での座学大阪での座学も一旦終了しました。
一旦というのは、形を変えてお勉強を続けられる講座を準備中だからです。
オープンセミナーと上級コース。
ドッグフレンドリープログラムで動物福祉に則った犬との暮らし方を学び続けます。
 

1時間ほど早く名古屋駅に着いたので、列車を変更してこだまで帰ります。今掛川を過ぎ、間もなく静岡駅。静岡は雨。写真、美味しそうでしょう?鶴舞公園の中のお店での遅いランチです。幹事ののこ母さん、またまたお世話になりましたm(__)mまた、ご参加の皆さまお疲れ様でした!どうしてこうもキャラ立ちしてる人が集まるのかしらね(  ̄▽ ̄)笑える。また計画しますのでお話聞いてやってくださいね\(^o^)/

Posted by 夏目 真利子 on 2016年1月23日

このプログラムのお勉強の良いところは、勉強するたびに犬のことが好きになります。

もっと良く接したい暮らしたい楽しみたい、犬も人も。そういう学びになります。

だから学ぶことが苦しいという場合は、自分の犬に対する向き合い方が犬らしさを阻んでいないか?も見極められるのではないかなと思っているんですね。

共生と言いつつ人間が支配、コントロール感の強い我が物顔で地球に暮らしていないか?という反省も生まれてくると思います。私もずいぶん生まれてきています。

昨日ももっと学びたいというお声が上がって嬉しい限りです。

反省が生まれるはずなのに学びたいのは、犬や犬を含む自然から招かれる人になったということが言えないかなぁ。

初めて犬を飼って犬によってそうなった。まさに犬のおかげで「人間」になれた。

いつの時代もそういう物語が生まれて行くのですね。

 

さて、今日も頑張りましょう!よろしくお願いいたします♪

 

教育も犬も人も同じ

How Dogs Love Us

・・・

私たちは私たちなりにそれに応えたいですね。

How Dogs Love Us - YouTube

失敗したことや間違ったことを引きずらないようにしたいです。 なかなか難しいですが。

失敗したくない間違えたくないという気持ちありますよね。ただ、それに集中しすぎると自分らしさが失われますよね。

子どもの頃から間違いを指摘されて育つことが多いと思いますが、それはやがて育てる時に邪魔になります。 失敗や間違いを指摘する癖はそれを待つ姿勢を生み、それが学ぶことトレーニングや教育という勘違いになります。

出来ること出来たことを次もできるように。 失敗は意識にあげないことが大切ですね。これは先日ご紹介した恐怖の上書きとまったく同じ機序です。

charliemama.hatenablog.com

犬が咬んだり吠えたり。

でも四六時中咬んだり吠えたりしているわけではなくて、特定の時に問題が起きるのですから、わざわざそういうシチュエーションを作って練習をする必要はないです。

トレーニングと言うと失敗の場面を作って練習させたがりますが、そういうさせたがる気持ちが犬を咬んだり吠えたりに向かわせていないかどうか?

いつも観察しています。

失敗を待っている姿勢があるとうまく行きませんね。かなりポジティブな考え方なので自分の視点を変えないと理解しにくいかもしれませんね。

教育って何だろう?

犬も人も同じようにできるはずだと思ってます。

【ブロマガ】犬の世界にようこそ

お散歩トレーニング11月の福井と小田原終了しました。 11月と12月はハズバンダリートレーニングとリード使いをおもにブロマガでお話ししようと思っていますが 11月のお散歩トレーニングは ノーズワークなどの犬の欲求、犬の能力について考えたり感じたりを行っていきたいです。

散トレで生かせるノーズワーク研究中なんですが。 ジプロックのタッパーの蓋に穴を開けてなかにおやつを入れて使います。 予備知識、練習なしでもできるように、今度からはタッパーの匂いと探す時の言葉を対提示からやった方が良いかな。 空気中の匂いをキャッチしてそこから最短距離でタッパー目掛けるワンコさん。 探す時、ハンドラーから意識を絶つように こちらも目が合わないようにします。 タッパーに入っているので、見つけたらタッパーごと、かじらないように、リードを引っ張りあげずに制御の練習ができますね。 見つけても取られない、むしろ中のものをもらえるので拾い食いの矯正にも生かせるかも。 しかしハンドラーさん。普段、自分のワンコさんをよく見ているから何が起きたのか、感じられて素晴らしいと思いました。 感性ですかね。

K9についてはまだ学びの途中で、口頭で伝えるのはOKだと言われていますのでブログではお伝えできません。 いいのかもしれないけれど・・・。 ただ、そのままの形で散トレに使えるかと言ったら無理かもしれないし、今の時点では無理なので いろいろ工夫してやってみました。 ただ・・・。 このノーズワーク、今までみなさんが見てきいて習ったものとは全く趣旨が違いますので、そこのところの人間側の意識改革が必要になってきます。 何かをさせるのではないわけですね。 そして、人がついていく、人が聞く、人が犬に教えてもらう、わけです。 犬の世界に人が入って行くということを体現する形になります。 犬にトレーニングをする、ということではありません。犬はもうすべて知っている「匂いの世界」のことですから 彼らが何をキャッチし、何を感じているのか、人が学ぶ必要があります。 ただお膳立て、今はタッパーを使っていますがそれを追う、探す、意欲をまず出す必要があって 犬が人にコンタクトを取って教わりながら見つけておやつをもらえる遊び、ではありません。 災害救助犬たち・・・ 人間にはどこに誰が埋まっているのかわからないわけです。だから犬からアイコンタクトを求められても、困りますよね。 何をどう探すのかのお膳立てはしますが、人は「在りか」を知らせることはできないのです。 そういう意味で人から意識を絶てる、ということが大切なわけです。 犬を管理しすぎない、という関わりにも関係してきます。 自分を表現する犬に、自信をつける、ことにもつながると思います。 おやつが欲しいわけではなく、探す欲求のスイッチを入れるという探求のスイッチを入れて探究モードに突入すれば 怖いや不安から救い出すこともできます。

相当ぶれていますが(爆)それだけペコ君が確信を得てからタッパーに向かう速さがあった、わけです。 エア・センティングと言って、マズルを少し上にあげて空気中の匂いを嗅ぎ、その次に匂いのありかを探し当てて 一気に地面に置いたタッパーに向かった写真です。 動画で撮っておけばよかったなぁって・・・。

こちらは陣君。 地面の匂いではなく空気中に漂う匂いを探しているので人間からは、迷っている、何もしていないと感じるかもしれませんが、彼らの中の匂い地図は侮れません。 次回モカちゃんの探索中の動画をご紹介します。 新しい読者さんにはなかなか伝わりにくい内容かもしれませんね。また、オビーディエンスの感覚が強い方にもちょっと理解ができにくいかと思います。 犬たちに声を届かせたい、ただしそれは、そのために犬からコンタクトを取り続けることとは違います。 彼らがその本能を充分に発揮するとき、人の干渉を受けない。だからこそ彼らは満たされて、いざという時に私たちの声にこたえてくれる・・・。 それはヨーロッパで犬と人とが長い歴史で培った関係なんですね。 だからこそのコンタクトなのです。 日本は犬との暮らしが激変しました。外でつないで関わりのあまりない時代から数十年で、今のように。 そしてあれはダメこれはダメの窮屈な犬との暮らし。それでは本当の犬、犬との暮らしが見えるはずはないでしょう。 犬との共生、窮屈すぎますね。 お散歩トレーニングと私の理念は、その犬との共生をヨーロッパの歴史を短時間で学んでいただけるように努力して作っているメソッドです。変化がこれからもあります。 可愛がる トレーニングする 彼らを守る それが人間目線ではなく、彼らの世界に招かれた人間が彼らと共同で体現できるために、 まずはカーミングシグナルなどの犬の言葉を理解できるように犬たちの関わり合いから目を離さないように。 彼らに教わる姿勢を忘れないように。 それが犬へのリスペクトであると思います。そしてその姿勢があるから彼らからのリスペクトも得られるはずではないでしょうか? 管理された犬(場所の管理、行動の管理、感情の管理)は、そういうリスペクトを抱きにくいので、犬や人との真の交流ができずに犬や人を信用できないのではないのかなって思ってます。 保護犬さんを迎えた方に最初ありがちな意識は かわいそうな境遇で人が何をしてあげられるかと・・・どうしても犬たちが不憫に思えて仕方がないかなと思います。 でもね、犬は自分のことをかわいそうだなんて思っていないので かわいそうと思う気持ち、こちらが何かしなくちゃいけないんだという気持ちを 弱さ、不安定、と受け取るのではないかなって思うんです。だからそういう方からのシグナル、犬にとっての情報は 混乱のもとだと思うんですね。 それによって犬の守り行動は出ます。 社会化がなぜ大切かというと、良い人がいっぱい、人は良いもの、ということを強烈にインプットさせられると思うからです。 するとたまに出会う、犬から見た無礼な人のすることにも寛容になれるんですね。 きっちりトレーニングをしたい人の犬に多いのが、寛容さがないことだと感じています。 だからこそ、人が多くの刺激の中でまずは寛容になることを学ぶ必要がある、それが社会化の一つだと思っています。

犬への思い

おはようございます。 あまり冷え込まない気持ちの良い朝ですね~♪

起き抜け、体がぎくしゃくしている(  ̄▽ ̄)あ~、こっれから寒くなると柔軟しっかりしなくちゃあねぇ、と思うのでした。 今日もよろしくお願いします。10月も早いもので最終週ですね。

今週はプライベートレッスンと水元公園散トレですね。

まだ散トレの方には2~3席余裕ありますので、ぎりぎりでも結構です。お申込みお待ちしています。

週末はスタディ・ドッグ・スクールの、

「日本における人と犬のより良い共生社会を目指すべく、より学術的な知見から犬に対する正しい知識の情報提供を継続セミナー」『イヌの行動・習性の基礎を学ぶ』に参加して来ます。

大学の授業のように知識を体系的に学べると思い、より皆さんに新しい確かなものを伝えるために勉強を続けたいと思ってます。

https://www.facebook.com/events/1493362384257236/?ref_dashboard_filter=upcoming

昨日は大阪お散歩トレーニングでした。 すれ違いトレを行いましたが、 みんなパックウォークの延長線上で、普通にすれ違ってましたね。^^; ここに新しい匂い(参加犬ではない犬の登場)があればきっと反応して大騒ぎ、になる犬さんもいたでしょうけどね。

私たちは視覚に頼って、過ごす中 彼らは匂いの世界に生きていますので、風、空気に乗ってくる匂いをキャッチして瞬間に 「違い」 をかぎ分ける(脳が働く)訳ですね。素晴らしいと思います。

私たちには到底理解できない世界に生きているわけですから、 彼らに聞く、教わることは大きいはずです。

不穏な人間の匂い^^; 思い悩んだり、人を貶めようとか、ねたむとか・・・。いろんな不穏な匂いをかぎ分ける犬がいても不思議ではない、はず。 だから私たちは良い思いを抱かなければ、と犬に日々教わるはずです。

そういう姿勢は、なかなか若い時には感じ得ないでしょう。 多くの挫折や思い通りいかない毎日を経て 到達する思いなのかもしれません。 年を取るのも悪くない・・・かな?

日曜日は福井散トレです。 お天気、何とか大丈夫かなぁ。こちらもお申込み受け付け中です。お悩みのある方も是非。飼い主さんだけの参加でもカウンセリングできますのでよかったら。 ということで、今日はぼちぼち仕事を片付けながら、ゆっくりしたいと(?矛盾してるか?^^;)思います。 皆さんも素敵な一日をお過ごしください!

愛を与え続けましょう

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おはようございます。
今日で3月も終わりですね。暖かい朝、さくらも順調に開花してお花見日和ですね。

さて、一部の方はもうご存知かと思いますが、3月11日朝5時、チャーリーが旅立ちました。
(お悔やみお花等一切ご遠慮したいと思います。一部まだ折れそうな者がいますので^^;その点くれぐれもお願いします。)

11日といえば、そう柏座学の日でした。
ご参加の皆様はいつもと変わらない私がいつものように語ったと記憶されていると思います。

毎朝起きて
「チャーリー、今日も会えたね」
って、そこにいることに感謝して。その大切なものを失った私は一体どうなるだろう?
と私自身も未知でしたけれど。
今日も朝起きて
「チャーリー、今日もがんばるよ」
という私がいます。
たくさんの命のために、いつもと変わりなく生きる、過ごすこと。
愛を与え続けて、でも実際に自分自身が満ち足りて、与える愛が彼らが本当に欲するものであるように
さらに学んで。

疎ましがられることを嫌い、人を軽んじ、犬を侮るその心根を嫌うチャーリーで
駅前で顔をうずめて悲しそうにしている高校生のところに近づいては、人に撫でられることはあまり好まない彼が、彼女たちに撫でられて静かに尻尾を振っていたのを思い出します。
そういう存在である犬に、体罰や愛情遮断など、心を傷つける方法を断固拒否してなくしていきたい。
彼からのお願いでもあるかな。

4時半のめざまし、1秒前に、隣で寝ていたチャーリーが反対側で立っていることに気づいて起きて、
「あ、ウンチ?」
って聞いたら、プリッと尻尾を振った。
目覚ましが鳴る前に止めて、さあ、じゃあウンチ行こうか。って階下に降りて。
シーツでできるようになったのでシーツを敷いて。クンクン匂いを嗅いで、ちょっと息んだらふらっと。
その時心臓が止まっちゃったんですね。
急いで二階に上がり、チャーリーパパとココの元に。

2~3日前から毎日発作が起きるようになって、ニトロのお世話になって。腹水の吸引もどうしようかな、もういいかな。と思ってたところでした。最後まで自分でトイレに行き、好き嫌いは多くなったけれど自分で食べて、
ウンチが出るときは一吠え吠える、は健在で。
私たちに準備期間を十分にくれて、出かける時間もきっと考えて、眠るように旅立ちました。

形は存在しませんが、不思議ですよね、前よりいつも一緒にいるような気がします。
私は犬の言葉はわかりません。しかし、彼らの代弁者にはなれる自信があります。

どんなときにも平常通り。
彼との約束をまた一つ達成して、かなり色々約束しましたので、その約束を一つずつ達成するためにも
変わらず毎日を過ごしたいと思います。

だんだん暑くなってきて、これからきつい夏が来る、と・・・もう心配しなくていいよ
という声が聞こえる気がします。
彼は与えたい犬でしたので、どうぞこれからも私を通して彼の主張を思いを受け取っていただきたいと思います。
学びは自分を助けますよ。
そして落ち込み沈むことから自分を救うことにもなります。
愛を与え続けましょう。正しい愛を与えられる人になりましょう。

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亡くなる前日のお散歩です。最後まで立派でした。

看病といっても体力的にはきつかったけど、お世話することは楽しみなんだなって
そう思わせてもらえました。
だから、今いろいろな問題があっても、それは命あってのもの、まずはそこですから。
その一番大切なことを忘れないで、命の前では泣きごとを言ったりうろたえたりしない、辛抱できる飼い主さんになってほしいなぁと思ってます。

心をサポートする

雨ですね。
仕事がはかどるかと思いましたが、はかどらせなきゃいけないのですけどね^^;
無駄でした^^;
なにもできてない。。。

夏に、発作を起こして危なかったプードルちゃんの飼い主さんのお話をFBでしたっけかな。
お守りのようにビスケットを買いに来られるお客様。
「また来月来れるかな」って・・・。
我が家のチャーリーも2度危なかったですけど、まだまだおいしいものを食べて、一緒にいたいらしいです。
皆さんのお気持ちが届いていて、ありがとうございます。
雨の日は、あまり調子が良くないですね。

ココが心配そうにしないように平常心。
ココが楽しく、そしてチャーリーを見守れるように力強く。
いや、なかなか自分ひとりで生きるのとは違って、辛抱が試されますよね。強くならなきゃ。

今日のような雨の日、
雷が怖くていつまたくるのではないか?と気が気ではなかった数年前は
雨の降りだしそうな気配にまでパンティングを起こしていて。
風の音にもびくびく反応して、ひどい状態だったなぁと・・・
雨の日には思い出します。
台風が来てもひっくり返って寝ているココちゃんに
「もう怖くないの?」
って冗談が言えるようになった。(笑)

一日たりとも欠かさずに行った
ココと目が合って→「ココは強いね~」
すると尻尾がふれる。
いつの間にかこの言葉だけで風をスルーし、雨音を無視(笑)するようになりました。
一生涯の取り組みだけど、それっておかしいですか?
結果が早くとか、命に対する不遜でしょう?って思いますけどね。


我が家のムードメーカー。ちび太。
おおらかな子で心がほっとします。

投稿 by 夏目 真利子.






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捨て犬未来に教わった27の大切なこと

捨て犬に教わった27の大切なこと
今西 乃子
青春出版社


先日近くの本屋さんに(本屋さんに行くこともかなり久々でしたが)久々に行って

探し物をしていた時、ふと目に留まって連れて帰ってきた^^;本。

だ~っと一気読み。

あ、FBのお友達の彼女が載っているのはこれかぁ、と思いつつ一気読みで。


多くの飼い主さん、犬を飼っていない人にも読んでほしい

また、ぜひ犬のトレーニングにかかわっている人は読んだ方がいい、そう思いました。


私が愛情云々をお話しすると

愛だけじゃ直らない、みたいな悲しい言葉を投げかける方がいることは、いるのですけど

当然、トレーニング、行動を修正するための技術は必要でしょう、ただね

その土台に愛はあるでしょうか?ということで、愛がある=動物福祉に則っている

ということで、人間が進化しているのなら当然理解していなければいけないこと。


私は心が整わないことが日常茶飯事なので^^;こういう心に響く本が大好きで

かなり読みます。

そうして心を整えているのですけど、未来ちゃんに教わる27のことは

信じること、生きること、愛すること

を何度でも繰り返し考え続けなくっちゃいけないよね、と教えてくれます。


わが家の命がもっともっと愛おしくなる。



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メルマガ最終号配送しました

チャーリーの腹水を抜いてもらいに動物病院に行って帰ってきました。



天気がいいので、暖かいし、
カートに乗せて。

城址公園の梅はまだまだ見頃です。



ココちゃんは元気に歩きます。

先日一分咲きだった彼岸桜もこんなになってました。
そうそう、きゅうちゃんのお迎えだった。



今はすやすや眠り始めました。
ココはぴったりくっついて。処置も一部始終おとなしくスリングに入って見守ってくれます。



年を取ればなかなか手がかかります。
手がかかる以上に心配で、精神力がないときついかも、ですね。
ここで遺棄する人がいるという現実に、なかなかそれを受け入れることは無理なんですけど、
無理ですよね、普通。
見送るまでが犬を飼うこと。
当然の簡単なことができない人がいるという現実があるので、こんなにいつも、毎日、同じことを繰り返し
お話ししています^^;

さて、メルマガ最終回、配送しました。8月から今まで、ご購読いただきありがとうございました。

小田原お散歩トレーニング終了しました




山にはうっすら雪が。
記録的な雪の影響で、まだまだ混乱が続く中、久々の散トレを小田原で開催することができました。
通いの時間がないのでやっぱり当然だけど楽ですね^^;

まだ車の出せない方や道路事情で参加できなかった方もいますが、7組で穏やかに歩きました。



そあら君↑と
永遠ちゃん↓




共に2年生なんですね~。早いですね~。
とっても笑顔が穏やかな元気溌剌なワンコさんに育ってますね。

飼い主さんも勉強熱心でとても力強いです!

若いころは、興奮の上がり方が急で、飼い主さんをびっくりさせてしまいますね。
日々学習するので、どうすれば願いがかなうか、観察も半端なく^^;要領よく飼い主を動かす術を
身につけていきます。^^;
要求吠えについてオンラインドッグスクール記事アップしました。(有料記事です)
http://charlie1210.blog113.fc2.com/

また、
飛びつきや過剰な吠えについては、無視をお勧めしますが、これが犬がかわいそうと感じる方は多くて
マズルガードがかわいそう、に通じるかわいそう主義ですかね。
ただ、この山を越えると、犬がとっても安定して来ます。
犬とともに育つ2~3年。そのくらいかかりますよね、安定したペアになるには。
ただし、犬の心を傷つけてしまったときはもっと時間はかかるのかもしれません。
焦らず頑張りましょう。

過去記事です。この辺りの無視に対する考え方をよく理解していただきたいと思います。
過剰な行動に対する無視。心、すがる気持ちの無視とは分けてくださいね。

心を無視することなく、その行動に無視を。落ち着きをもたらすのか?寂しさを生むのか?そこで区別してくださいね。愛は与え続けましょう。正しい愛を学びましょう。『無視を誤解していますよね 』- 私は社会化のドッグトレーナー http://charliemama.weblog.to/archives/305984.html


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