2018-12-16の犬の森過去記事からです。
charliemama3.hatenablog.jp
毎日休まずほぼ2000文字くらいの記事を書き続けています。
訓練ですねぇ。書くのはあまり好きではない人なので。
実践者が発信することに意義がある、と思っていますから。
2020年頃から言語化がより上達してるかな。と自分で言う(笑)リードワークの言語化もしなくてはいけないので。これがまた難しいのです。
現在、犬の森では
「飼う」から「暮らす」へ
のカテゴリーで座学代わりの投稿を続けています。
将来的に、お散歩トレーニングに参加する方で、犬の森未加入の方には必ず読んでもらってから参加していただこうかなと思っていたりします。
まずは基礎固めからですね。そしてリードを持ちたいものです。
ではどうぞ。笑うカレンが出てきます。
大幅修正しました。
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おはようございます。今日は2018年お散歩トレーニングの〆になります。外は穏やかですけど、新横浜公園は侮れませんね。
寒さ対策万全に出かけてきたいと思います。
さて、今日ご紹介する本は、何度も登場している、犬の動物行動学の教科書的ともいうべき一冊です。
この写真はカレンです。
もう少し分かりやすい写真があったのですけど、探せなくなりました^^;;;
ありました(笑)
歯をむき出しにしているので、一見、
咬むの?
って誤解されやすいです。が、笑ってます・・・。
喜んでいるんですね。
スーハースーハー息しながらこの顔で近づいてくるんですよ。爆笑もんです。
でも、このように歯をむき出している犬を、保健所に連れて行った、
という笑えない話をほんの10年前ですが耳にしました。
今でもひょっとしたらあるのかもしれません、ね?どうかな?結構この顔する犬いますよね。
カレンは大型犬ですが、気分は小型犬( ̄▽ ̄)で、自分が大きいと言うことを忘れているかのようなスットコドッコイな犬でした。
顔中爪でついた穴だらけ。
超おてんば猫のお相手も楽じゃない。
でも、あられのお世話役っていうより本気で楽しんで遊んでましたよ。楽しんでいるので怒らない、そんな犬でした。
この普段の生活ぶりから見ても、歯を出して攻撃する表情には見えなかったわけですね。
まあ、最初見た時は驚きましたが。
この本で、この表情を「笑っている」と記述されているのを見つけてうれしかったです。
その頃(2005年ごろ)この顔を説明する情報はこれしか見つけられませんでしたし。
今はもう絶版ですね。
犬のココロをよむの
P119から引用します。
笑いについて
私たちは動物の行動を科学的に説明するとき、「喜んでいる」「笑っている」という表現は使いません。動物にとって進化の過程で環境に適応するため、他個体よりも強いこと、あるいは危機に対して敏感であることが重要であると考えられてきたため、攻撃や恐怖などのネガティブな情動についてはよく研究されていますが、ポジティブな情動はあたかも存在しないように扱われてきました。しかし、最近では動物の親和的な行動や情動―群れの中の弱い個体を守り育てる、仲間と一緒にいると慰められるーなども注目されるようになってきました。今後「笑い」の研究は、現在理解されている進化の仮説を覆すかもしれません。
後半の部分を引用しました。
(記事はここからカットして追記しました。)
科学がすべてではない、という言葉で科学を否定する人もいますね。
例えば犬に慣れていない人や、慣れていても
このカレンの顔を見て、慌てて訓練を依頼してしまったら?
攻撃的な態度は許さないと、寂しい日々を過ごさせたら?
陽気なカレンはいなくなっちゃうでしょうね。
すごい顔をしているけれど、でも、ちょっと待って、
怒ってるわけじゃない、って全体の様子からわかります。
わかるかわからないかで、その犬との暮らしの岐路に立つなんて・・・。
なんとも残念な話ではないでしょうか?
同じようなことが
甘噛みだったり、お手入れの時の唸りや攻撃だったり、
そんなことで起きちゃう現実があります。
そういうのだって「危険じゃない」はず。でしょう?
危険だったらこんなにも犬と暮らす人は増えるはずがないと思います。
なのに訓練する意味は?犬は危険じゃないですよ。
人が恐れるからでしょう?訓練によって危険になってしまった犬をたくさん見てきました。
知らないということは本当に残念なことなんです。
時々
「どことどこを学べばいいのですか?」
って聞かれますが、そういうことではないんです。犬の森はそういう場所ではないです。
どんなに学んでも次から次に知らないことが出てくることが、私には楽しみ。
あなたはどうですか?
一緒に学びませんか?
犬と手をつないで、長いようで短い犬との暮らしをどうぞ有意義なものにしてくださいね!
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